知っておくべき3つのこと 安全なバス旅行のために
旅行者を守る―安全性の価値とは?
バスは最も一般的で安価、安全な移動方法です。しかし登録された4,000以上の配車業者の中から、旅行者の安全な旅を約束できる企業を選ぶのは大変な作業です。次の三つのヒントをお考えの上、価格のみならず、確実に安全な旅の実現にお役立てください。
安全な会社を選ぶ
州間輸送を行う観光バスの配車業者は以下の規定を満たす義務があります:
- 商用車を取り締まる米国運輸省連邦自動車運送安全局(FMCSA)からのUSDOT番号 および運転認可の取得
- 補償額最低500万ドルの保険契約の維持
- 障害者対応車両の提供。米国障害者法(ADA)および米国運輸省ADA規則に従った車椅子用の昇降機や固定エリアを備えていること
その他の重要点:
- 安全格付け: FMCSAは「十分安全」「条件付き安全」「安全不十分」の 3種類の格付けを行っています。最も高いのが「十分安全」で、「条件付き安全」では安全性リスクがあり、「安全不十分」は営業すべきではないレベルです。「十分安全」を満たしていない業者は、FMCSA 安全適性基準を満たすだけの管理体制を備えていないことになります。格付けがない場合は、FMCSA 安全適性基準評価を受けていない業者を意味します。
- 安全実績: FMCSAは、安全性評価制度(SMS)で、主要な安全性、準拠状況についてバス会社の安全実績を測定しています。この制度では、BASIC(行動分析および安全性改善カテゴリ)で、配車業者の安全性と準拠が評 価されます。BASIC で のマークのある業者は、安全基準を満たしてお らず、監視対象企業の上位となることがあります。
安心できるドライバー を見つける
観光バス業者が雇うドライバーは以下を満たす義務があります。
- 乗客の確認による商用車運転免許証 (CDL) 連邦規則では、運転手を含めて乗員16名以上の商用車の運転手にCDLの取得が義務付けられています。
- 健康検査医の有効な認証 運転手には、運転に適していることを証明する健康検査医の健康証明証の携行が義務付けられています。
安全なドライバーはまた、
- 安全な運転実績を満たしている必要があります。
安全な旅 のプラン
規制を理解し、その規制に従って乗客の安全を確保します。目的地に安全に到着できるよう、余裕ある旅行プランを組みます。州間輸送のドライバーは、業務時間に関する以下の連邦規則に準拠する必要があります。
- 州間輸送運転手の連続業務は10時間まで
- 長時間勤務後の、州間輸送運転手の業務継続の禁止:
- 連続7日間、60時間以上の勤務(雇用主の営業が毎日でない場合)
- 連続8日間、80時間以上の勤務(雇用主の営業が毎日の場合)
ご旅行プランの運転業務時間が上記の規制で定める連続業務時間を超える場合は、安全要件を満たす代替ドライバーを手配しましょう。
Last updated: Monday, February 10, 2014